中国旅行 危険

中国旅行は危険なのでしょうか？北京や西安、上海などの大都市は日本と同じくらいの治安といわれていますが、ブランド品をたくさん身につけた派手な格好をしていれば、スリや強盗のターゲットになってしまうかもしれません。
中国旅行中の服装は、中国人と同化するくらい地味にしておくのが無難です。
日本のホテルに泊まっていても、知らない人が部屋に侵入してきたり、ひどいときにはホテルの従業員が合鍵で侵入したなんていう例もあります。
外務省の海外安全ホームページで、危険情報をチェックするのも一つの方法です。
チベット自治区や新疆ウイグル自治区のアフガニスタンとの国境付近は治安が不安定なので、「渡航の是非を検討してください。」という危険レベルになっています。
「渡航の延期をお勧めします。」よりは低い危険レベルですが、危険情報が発出している地域には行かない方がいいでしょう。
また、狂犬病や鳥インフルエンザ、細菌性の下痢、肝炎などにもかかりやすいといわれています。
A型肝炎は予防接種を受けることもできますから、中国旅行の前にすませておくと安心です。
おなかをこわしてしまうので、生水や水道水は飲めませんし、売っているペットボトルの水も中身が水道水のことがあるなど、日本と同じ感覚でいるととても危険なので注意してください。
加熱していないものを食べるのは、信頼のおける料理店に限定した方がいいです。
どんなにすすめられても、知らない人から飲み物や食べ物をもらってはいけません。

中国旅行 ビザ

十六日以上の中国旅行にはビザが必要です。
十六日以上の滞在予定の場合、パスポートだけでは入国することができません。
また特殊な旅行の時にも、ビザが必要になります。
ビザというのは、入国許可書のことで、入国する人の目的に応じて、いろいろな種類があるのです。
観光ビザの場合は、入国した日から最大三十日までの滞在が許されます。
十五日以内の中国旅行には、ビザの取得は不要です。
ビザの取得申請は、航空券や中国旅行ツアーなどを申し込んだ旅行会社に代行してもらう方法と個人で取得する方法があります。
旅行会社によって、取得するのにかかる費用が違うので、よく確認してください。
相場は六千円くらいのようです。
それより高いようなら、他の代理店に依頼することも検討してみましょう。
緊急の場合は、代理店に追加料金を支払うか、個人で取得すると早く取得できます。
個人で取得する場合、一度しか入国できない一次ビザは三千円、二度入国できる二次ビザは六千円かかり、一週間ほどで受け取れるでしょう。
大阪、札幌、福岡、長崎の総領事館では、中国旅行ビザの個人申請を受付していますが、東京では受付していません。
領事館によっては、追加料金を支払うことで、ビザの受け取りを早めることができる場合もあります。
取得に必要な書類や発行にかかる日数も、領事館によって違うので、個人申請する場合は、確認を取ってください（写真とパスポートは絶対に必要になります）。
また、パスポートの有効期限が三ヶ月未満だと取得できないかもしれません。

中国旅行 ツアー 種類

中国旅行はツアーの種類がたくさんあります。
三万円台の格安ツアーから五十万円以上するリッチなツアーまで、予算や旅行の目的に応じて様々なツアーの種類を選ぶことができるでしょう。
上海や北京などに二、三日滞在するツアーなら、中国料理と都市観光が楽しみの中心になります。
地方都市に行くなら、ガイド付きの世界遺産をみるツアーがおすすめです。
多少は海外旅行に慣れているのなら、自由行動できる時間が多めのツアーがいいかもしれません。
海外旅行初心者は、ガイドが親切にお世話してくれるツアーがいいと思います。
北京ダックや四川料理などの食事がついたツアーなら、食中毒の心配が減るでしょう。
中国の最南端にあるハイナン島でリゾートするツアーもありますから、広い中国にはいろいろな楽しみ方があるのです。
中国の世界遺産を巡ったり、雄大な大自然を満喫するなら、一週間くらいのツアーをおすすめします。
「皆既日食観測と銭塘江大逆流鑑賞ツアー」という、変わった中国旅行ツアーもあります。
めったにみられない皆既日食と銭塘江が逆流する様子を鑑賞するというツアーなので、自然の神秘を実感できるでしょう。
他にも、少数民族の里を観光したり、寝台列車に乗ってみたり、選ぶツアーによって内容もかなり違ってきます。
格安の中国旅行ツアーだと、おみやげ屋さんなどに寄ることを義務付けられたりしますし、不便なことも多いので、初めての中国旅行ならちょっと高めのツアーの方がいいかもしれません。