一人海外旅行とお店やタクシー

日本人は、お金持ちで馬鹿だというのが、海外での認識です。
平和すぎる土地でぬくぬくと育った私たちは確かに注意力に欠けているのは事実でしょう。
騙しやすいと思われている事を、しっかりと理解し、予防に努めなければなりません。
例えば、ぼったくりへの対策。
タクシーでは、ぼったくりでないものをみつける方が難しいほどに、過剰請求の確率が高いです。
ぼったくりを避けたいなら、メーターがついていないタクシーには乗らないようにしましょう。
カードも詐欺行為がされやすいので注意してください。
料金の追加ボタンを押していないか、回り道していないかなども確認しましょう。
異常に手数料やガソリン代を請求されたら、抗議をしつこくしましょう。
タクシーだけでなく、お店などでも、事前に相場を調べておき、おかしな点はすぐに強く抗議をしてください。
飲食店では、値段が書いていないお店に要注意です。
追加注文の際も、それがいくらかきちんと確認してから頼むようにすると安心です。
おかわりは値段が変わるなんて無茶苦茶な理屈を通す店もたくさんあります。
また、客引きにも近寄らない方がいいですね。
うまい話には裏があります。
本当においしい話なら、よく知りもしない観光客なんかに、教えると思いますか？日本人だってそんな事をする人はあまりいないですよね。
海外では、知り合い以外はすべて詐欺師くらいに思っておくといいでしょう。
警戒心むきだしくらいがちょうどいいんです。

一人海外旅行でのお金の持ち方

一人で海外旅行をするとなると、普通よりも防犯意識を高く持たないといけませんよね。
自分の身を守るのも、貴重品を守るのもあなたです。
どうしても、どんなに強くいっても、日本人は注意力が低いのが特徴です。
人を疑うという事を、悪い事だと教えられて育ってきたのですから、それは当然の事かもしれませんね。
根本的に、海外では、その感覚では通用しません。
ボーっとしてて鞄を盗まれたとします。
日本では、盗んだ人が非常識です。
でも、海外では、人が大勢いる所で、不用心にしている事が非常識だといわれます。
貴重品を盗まれるような状態にしておく人が悪い！となる訳です。
ですから、海外旅行に一人で行くなら、貴重品は異常なくらいに守りましょう。
持ち方としては、基本的に、貴重品は財布や鞄に入れないのがオススメです。
まとまったお金は、下着のなかに入れるといいでしょう。
マネークリップなどを利用すると便利です。
そして、靴下や服のなかなど、色々な場所にも少しずつ隠し持っておきましょう。
何があるか解らないので、どんな事があっても、こうしておくと安心です。
現金ではなく、カードをメインと考えるのもいいでしょう。
その際は、カード番号と盗難時の連絡先のメモを、カードとは別の場所に保管しておきましょう。
ＶＩＳＡカードは、世界的に利用できるので、オススメです。
カードももちろん、下着の中などに隠して持ち歩きましょう。
使用する直前に、誰にもみえない所で財布に移し替えるようにすると、安心度が高いです。

一人海外旅行であった方がいい持ち物

一人で海外旅行に行く。
これは、ちょっと寂しそうに思う方も少なくないようですね。
でも、それは一昔前の考え方だといえるでしょう。
それに、グループ旅行だと、何かと時間に余裕がなかったり、行きたい場所に遠慮して行けなかったりと、大変な事も多いんです。
一人だと、疲れたらすぐに休めます。
気になった場所ができたら、ふらっと行っても誰も迷惑する事がありません。
自分の理想を極限まで追求した旅行が楽しめるのです。
海外旅行ともなると、楽しい事がたくさんありますから、淋しさを感じる事もあまりないでしょう。
もし、治安などの面で、不安があったり、言葉に自信がないのなら、ツアーを利用するといいでしょう。
防犯の為に、カバンにつける南京錠を用意しておくと安心です。
また、ホテルでお金を預けるなら、フロントに二人以上の従業員がいる時に預けましょう。
混雑時も避けてください。
預ける時は、従業員の目の前で、中身を数え、いくら入っているか封筒に書いておきます。
そのなかに財布等を入れ、封をして、開けたら解るようにしましょう。
海外旅行では、過剰防衛ぐらいが一番です。
日本が、異常なほどに平和なので、日本人は疑う事が失礼なのだと思いがちですが、はっきりいって、間違いです。
海外では、そんな甘い事をいっていたら、お金も、自分の安全も守れません。
最低限、防犯を徹底する事だけは忘れないでくださいね。
もちろん、外国人は疑い深い人間をみても、嫌悪感なんて感じないので安心してください。